宣告

予想はしていたけど、「宣告」は心身ともに厳しい。

まさか、この年齢になってこういう事態を招くとは。

一番近しい人に「宣告」があった。

 

約30年連れ添ったその人は、何事にも弱音を吐かず、

物怖じせず、いつも笑顔を絶やさず、楽天家であり、大雑把であり、

思ったことはストレートに言う。典型的な右脳100%人間である。

 

子供のこと以外は、小さなことにこだわらず、いつもポジティブ

いや~、羨ましい、というか尊敬の念さえもある。

 

そんな人が、先日、はじめて「どきどきする」という言葉を発した。

やっぱりこのときもストレートだった。

「普通の子やったん?めずらしいな、そんなこと言うのは」としか

いえなかった。

そりゃ、そうですよね。自分自身が宣告を受けるのだから。

こういうとき、周りの人が出来ることは、ほとんどない。

元気付ける、勇気付けるというか、それぐらいである。

 

そういう気持ちをどう表現するか?これが、大事だと思う。

しっかりと伝わるように。

あまり、時間は無い、この3日間で実行することが私に出来ること。

来週末には入院するのだから。

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