4月末、2日間にわたり企業の新人研修の仕事があった。
受講者の1人から、
ビジネスメールの書き方、言葉遣いなどポイントを教えてほしいという要望をいただいた。
2日目にちょっとした資料など提供したが、昨日の国民栄誉賞の式典を見ただろうか?
テクニックだけでなく、本質を追求する良い手本が、そこにはたくさんあった。
TV画面を通じて、気づき、学ぶべきところが随所に見受けられた。
長島監督の現役時代、監督時代、松井選手の巨人時代、大リーグ時代を知り、
第96代首相の安倍さんの政権に大きな期待をし、
そして、大学時代同級生の原監督までも登場した始球式は最高でした。
色々と松井選手の気遣いなどがメディアで多く取り上げている。
長島監督の賞状に松井選手が手を添え、また、歩く時も3歩も5歩もさがり
長島監督に敬意を払っていたことなど。
中でも私が、
注目したのはオープンカーにお二人で乗車して東京ドームを1周したシーンにある。
このとき松井選手は、左手だけをつかって声援にこたえていた。
あれだけのファンの数である、両方の手を振ってこたえるでしょう、普通はね。
でも、松井選手は違っていた。
長島監督への配慮である、きっと。
こういう気配り、心配りが出来る人、
これこそ、一流なのだと私は、思う。
その後も松井選手は、右手を振ることはなかった。
そんなことを社会人1年生には、是非、学んでほしい。
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