「意識が一流」という言葉

もう10年ほどあっていなかった後輩と連絡がとれ、2年前ぐらいに

東京で会うことができた。私のもっとも自慢できる、尊敬する後輩のひとり。

今までこんな人間には、会った事がないくらいすばらしいのである。

 

出会ってから10数年も過ぎるのにそれでも彼が一番である。

男ながら惚れている。

 

その出会いは、入社面談だった。

もちろん、彼が新卒で当時、私が勤める会社に面接に来た。

容姿、言葉使い、気遣い、気配りどれをとっても完璧(これは、私見)

さらにその会社の面接には、自慢できるもの持ってくること!としていた。

彼は、海外を旅したときの自分の記録をインターネットにアップしていた。

それをプリントアウトして自分カタログとして表紙をつくり、面接に持ち込んだ。

 

もうそれで充分である。私には、それだけで充分すぎるほどの情報である。

面談終了しだい、最終面談の社長に伝えた。

「彼は、是非採用したい。私が面倒見る。」と。

私の意向をくんでいただき、採用された。

そして、思い通り部下にもなった。約2年間一緒に仕事もした。

期待通り、彼は成長した。いやそれ以上に。

 

プランニング能力や提案技術、仕事への取り組み姿勢すべてにわたり天下一品。

その本質は、どこにあるのか?

私が行き着いた答えは、表題にある「意識が一流」なのである。

そして、それを伝えるコミュニケーション力がすばらしい。

今年に入り、その彼からメールが来た。

ちょっとした報告メールだった。

 

その返信メールに「貴殿は、意識が一流である。」と伝えることができた。