恩師のお祝い

30余年お世話になっている方に還暦のお祝いを昨日、お渡しできた。

1月中旬に還暦を迎えられ、また、お孫さんも誕生。

誠にめでたい続きの方です。

 

うーん、本気で考えましたね。

なぜか、「これでいいかな?」では済まされない自分自身がいる。

良く「スイッチ」が入るという表現をされるが、そういうことかな。

 

こだわりといってしまえば、それまで、

でも、そんな安易に使えることばで表現するような「記念品」では

どうも納得できない。

 

ネットなどでも色々なキーワードで検索するが、どうもしっくり来ない。

ユニークなものは、色々あるが、違う!のである。

 

贅沢で欲張りなのは、承知の上、

あまり知られていない、でも本物、歴史と伝統、モダン、流行はおわない、

実用的かつ記念品として品格をもつもの。

あるべき姿をこういうガイドラインで表現。

まさに、マーケティング戦略の域ですよ。もう!

 

そうなるとマーケティングプランナーという職業柄、どんどんとのめり込む。

大きな仕事を取りに行く時のプレゼンテーション準備です。

こういうモチベーションを自分で高めることが、大好きなのです。

記念品選びもますます楽しくなる。

 

次に考えたのが、ターゲットインサイト(30余年もお付き合いしているので

大枠は、理解出来ているつもり)志向性やキャラクターなどから分析。

 

知識も経験も当然、私よりははるかに多い。

決して、手の届くような方ではなく、私の目標、憧れ的な存在なのである。

 

目標は、そんな方を「なるほど!えっ、こんなんあるの?ぜんぜん、知らなかった。

良いね。」というサプライズ性を重視した。

サプライズという一瞬なら私にも提供できるのでは。

 

ここまで企画を詰めると、出会うのです。

出会ってしまったのです。そういう記念品にふさわしい。ぴったりのものと

出会うことが出来たのです。

 

この瞬間、企画をしていて、何かしっくり来ない。

面白くないな?と思っていて提案の前日、あるいは、当日の電車の中などで

自然にわいてくるアイディアと全く同じパターンなのです。

 

経験上、これを体験するのは決まって自分が本気の時なのです。

それは、この歳になると理解していた。

そして、この瞬間、私の想いがきっと伝わるような気がした。

贈り物を通じて、自分自身が気持ちが良いってすばらしい時間だと思います。

 

当然、直接手渡しに出向きました。

ここまでが、私の気持ちです。