本日、マーケティング概論、ビジネスマネジメントの講義の中でこの話をした。
働き方は色々あるが事業をスタートして~本当の意味で理解できたのは、
定額が手元に決まった日に入る。ということは、どれだけうれしいことか。
初任給は、さることながら大卒から約40年働くことになる人生。
金額はたくさんあることにこしたことないが、要はこの40年の道筋をどう描くかである。
行き当たりばったりでは、自己実現も必ず行き詰まり、困難になる。
初任給が19万円になろうが、15万円になろうがそんな大きな問題ではない。
それだけ定期的に収入があれば、それで生活するために知恵を出せば良い。
問題は、今までの日本社会は年功序列で
長く務めると給料が上がるという時代はすでに終焉した。
仕事の価値、社会への貢献度が評価となる。
そこで、人並みに結婚して、子供も交えた家庭を築きたいと思えば、20代より30代、
40代、50代と収入が増えないと生活は出来ないのも事実である。
経験から30代は20代年収の1.5倍は必要、40代は最低2.5倍~3.5倍、50代は
子供の年齢にもよるが、ひとり立ちしていれば2.5倍程度を目安に必要になる。
要は、それだけ年齢が上がるだけ、価値を高める道筋が必要である。
そういうキャリアプランニングが描けるかどうか?そのとおりに行くとは限らないが、
それゆえにこのキャリアプランニングを描けない、描かない人たちは、きっと淘汰される時代となることは間違いない。
たとえば、私が務める専門職大学院は、
デジタルコンテンツ技術をマスターするスクール、大学、そして、大学院とある。
いくら大学院で修士を取得したからといってもスクールで学んだスキルを仕事に
していてもそれは、その収入にしかならないということ。
仕事の価値がすべてとなるのである。
これは、決して思いだけでは実現しない、
行動である、きっかけをキャッチする能力が重要となるのである。
そんな、講義を今日はしました。
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