ブログ150号:オンリーワンより、NO.2

世界でひとつだけの花がきっかけだったか、オンリーワンが一般的に言われるように

なったような気がします。最近では、大学生あたりの年代からも良く聞く。

マーケティング戦略の世界では、かなり前から企業の差別化戦略の一ひとつとして、

使っていた。特に、中小企業の経営戦略の仕事の時に。

が、しかし、最近のこの言葉の使い方には、多少違和感を感じることが多い。

 

平気で「一番ではなくも、オンリーワンでありたい!」といってしまうのである。

誰かが、なぜ、ナンバーワンでなければならないのですか?2番では駄目なのですか?

と事業仕分けで発言があった。

 

「そう、ナンバーワンでなければならないのです。」と私なら答える。

プロフェッショナルたるものは、ナンバーワンを目指して日夜がんばるものなのです。

目指すは、1番なのです。

初めから、2番で良いからなんて絶対思わない。

そんなのプロではない。

 

だから、最初からオンリーワンを目指すなんて、どうしても逃げ腰に聞こえる。

ならば、1番を目指して、結果、2番になってしまうことのほうが、意味があり、

価値も大きいと私は、思う。