世界でひとつだけの花がきっかけだったか、オンリーワンが一般的に言われるように
なったような気がします。最近では、大学生あたりの年代からも良く聞く。
マーケティング戦略の世界では、かなり前から企業の差別化戦略の一ひとつとして、
使っていた。特に、中小企業の経営戦略の仕事の時に。
が、しかし、最近のこの言葉の使い方には、多少違和感を感じることが多い。
平気で「一番ではなくも、オンリーワンでありたい!」といってしまうのである。
誰かが、なぜ、ナンバーワンでなければならないのですか?2番では駄目なのですか?
と事業仕分けで発言があった。
「そう、ナンバーワンでなければならないのです。」と私なら答える。
プロフェッショナルたるものは、ナンバーワンを目指して日夜がんばるものなのです。
目指すは、1番なのです。
初めから、2番で良いからなんて絶対思わない。
そんなのプロではない。
だから、最初からオンリーワンを目指すなんて、どうしても逃げ腰に聞こえる。
ならば、1番を目指して、結果、2番になってしまうことのほうが、意味があり、
価値も大きいと私は、思う。
コメントをお書きください