4.91

本日、最終講義のデジタルハリウッド大学院「マーケティングとセールス」

ここの大学院では、院生たちが毎回出席をPCで入力するシステム。

感想や質問、自身の気づきや教員への意見、講義内容への要望

また、院生達から講義内容評価が点数化され、それを入力していないと

たとえ、教室に出て来ても出席は認めないこととなっている。

 

「4.91」これが院生達から私への講義評価である。

5点満点だから、点数的には合格といっても良い、が?

しかし、これはあくまでもひとつの指標として捉える必要がある。

なぜならば、この数字を追求するあまり、

講義内容を院生の受けが良いようにしてしまうことは、いとも簡単であるから。

そのために大学院としての質、院生達の質向上には直結しないとも考えられる。

要は、本末転倒となる。

 

私たちが目指すのは、社会に貢献する人材育成であり、

院生たちの自己実現へのきっかけとして

大学院というひとつのステージがある。

これらの双方のバランスが教員のミッション(使命)であること

再認識の機会として捉えたい。